アラーミとは?
アラーミとはビリンバウで使われる針金で、木に針金を張ってそこを叩いて瓢箪が音を
拡張してスピーカー代わりに出してならしています。
そのアラーミはブラジルだと車やバイクのタイヤの内側にある針金を
取り出してやすりで磨いて使用します。
丁度ビリンバウ作りの動画に載せてあるのでこちら見てみてください。
タイヤから取り出すのは4:25秒から
アラーミが切れる理由は?2つあります。
ホーダでビリンバウを叩いている時に突然切れたりします。
そうするとカポエリスタ達は楽器隊の足元に行き十字を切ったりします。
一つはアラーミが切れるのは悪いエネルギーを吸収して切れたと言われたりします。
ジョーゴをする直前に切れたりすると、どちらかの悪い企みがそうさせたように感じとったりします。
もう一つは悪いエネルギーだけではなく、良いエネルギーも含めて全てのエネルギーが溢れて切れたとして考えたりします。
ホーダが盛り上がりすぎて切れてしまったという感じです。
どちらにしてもホーダ中にビリンバウが切れたらビリンバウ隊の足元に戻り、新しいビリンバウに変わり音がなり始めるまで待ちます。
ビリンバウが切れるという事は相手とジョーゴ(ゲーム)している中で沢山ある楽器隊の一つの音が
なくなった事に気づかなくてはいけない。
切れたら直ぐに気づけれるのはちゃんと音楽を聴いているということでもあります。
良いカポエリスタならそこも敏感に反応出来ている所です。
もし切れた事に気づかなければ他のビリンバウが呼びます。
1回のホーダで3〜4回ほど切れたりします。
物理的な理由で何度も叩かれてアラーミが劣化
目に見えないそういうエネルギー的なお話しではなく
物理的な理由で何度も叩かれてアラーミが劣化というのは当然でしょう。
そして叩きが弱ければ中々切れにくく、強ければ切れやすいのです。
ではアラーミを消耗させないように弱く叩く・・・のではなく
ビリンバウは良い音させる事に意味があるので、強く叩けた方が良いのです。
切れるぐらい叩きが強くなったとポジティブに考えるのも良いかと思います。
初心者がよくやってしまいがちな切れる理由
ビリンバウ初心者がアラーミを切ってしまう一番の理由がビリンバウを張る時です。
張る時にアラーミが捻れたまま張ったりして切れる事が多いです。
捻れの具合を良くみて同じ巻き方になるように気をつけてビリンバウ張りましょう!!
では切れてしまったら?!
次回アラーミの作り方お伝えしますね!!