カポエイラは、リズムに合わせてアクロバティックな蹴り技を繰り出すブラジル発祥の格闘技で、音楽や哲学の要素も併せ持つ伝統的な文化です。
始まりは、アフリカからブラジルに奴隷として連れて来られた人たちが、厳しい奴隷制度の中でアフリカのダンスや音楽、武術をおこなっていたり、ダンスに興じているかのようにカモフラージュしながら自らの身を守っていた日常的な風習が、長い年月をかけて今のカポエイラとなり、世界的に愛されるブラジル文化へと発展していきました。
カポエイラの最大の魅力の一つとして、老若男女を問わず、円を囲みあらゆる人が技量に関係なく同じ目線で競技を楽しむことができる文化であることが挙げられます。
性別、年齢、人種や国籍、障害の有無などのさまざまな垣根を取り払い、個性を尊重しあえる多様性豊かな社会を近年では「ダイバーシティ」と呼びますが、カポエイラにはそれより遥か昔から、相手への「尊重」や「感謝」といった要素が根付いているのです。
カポエイラのゲーム(ホーダ)では通常、あえて勝敗はつけませんが、青少年が勝ち負けから喜びや挫折、感動を味わい健全な精神を培ってもらいたいという目的で、2014年より学生へ向けての全国大会を日本で初めて開催し、これまで10回以上開催してきました。
カポエイラの大切な儀礼性や相手への尊敬を大切にして続けている大会です。積み上げてきた実績による日本最大のカポエイライベント。前回大会では全国11団体から137名の小中高生が金沢に集結しました。
強い人・派手な人だけが勝つ大会ではありません。カポエイラの「良い」をたくさん知っている人・発揮できた人が評価されます。
ぜひ審査員の先生のコメントを聞いて、なぜあの子は勝てたのか考えてみて頂きたいです。1つのゲームに真剣に向き合い「良いカポエイラとは何か」「良いカポエイラの実践者とはどのような人か」まだ知らないカポエイラの「良い」を知ることが出来る機会になります。
開催日時
2026年 4月 18日(土)13:15~18:00
会場
石川県金沢市 中央市民体育館 2階
〒920-0865 石川県金沢市長町3丁目3-3
観覧
一般観覧無料
チケットの購入等も必要ありません。
タイムスケジュール
ゲームの状況によって多少の変更が予想されます。
12:45 開場
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13:15 開会式
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13:45 予選スタート
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15:05 準々決勝スタート
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16:05 決勝戦スタート
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17:10 ホーダ(フリーゲームの時間)
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18:00 終了
小学生のカテゴリーは帯と学年を考慮したものになっており、歴に大きな差があるゲームにはならないように、全ての学生カポエリシタが参加できるように運営しております。エントリー時にカテゴリーを選択して頂きますが、本人に相応しいカテゴリーか大会運営と担当の先生のチェックが入ります。
ジャッジで結果が決まるイベントですが「相手を倒した人」が決勝へ進む大会ではありません。ジャッジは優越を決めるためではなく、普段のカポエイラで隠されている大事な事を表面化させるために取り入れています。なので勝敗よりもあなたの思う「良いカポエイラ」の発揮を胸に大会に参加してもらえたら、誰よりも充実した挑戦になると思います。そんな大会に実際に出場して、1回きりのゲームに真剣に向き合う機会は意外と無いものです。
もし大会への不安が、成長するためのチャレンジに対する恐怖と同じものであれば、ぜひこの大会を使って頂きたいです。
スポーツをする上で必ず存在する怪我のリスクはもちろんありますが、最大限安全な大会を目指しています。
蹴りなどを当ててしまう事についても禁止事項に記載があり、危ない行為のデモンストレーションも行います。出場される皆さんも一緒に怪我の無い大会を目指していただきます。
ビデオ撮影は構いませんが他の方の観戦を妨げないようにお願い致します。
ゲトカポエイラのYouTubeからいくつかのゲームを投稿する予定です。YouTubeに承諾なしで動画を公開しないようにお願いいたします。
SNSでは動画あげても構いませんが写っている方々に配慮ある形でお願いいたします。




窪山 武(Mestre Soquete)
Associacao de Capoeira Cordao de Contas Japao/Osaka・Hyogo ブラジルカポエイラ協会 コハダン・ジ・コンタス 大阪・兵庫代表
1997年、友人をきっかけにカポエイラに出会う。 2000年、コハダン・ジ・コンタスに入門。 以降、日本およびブラジルで研鑽を積み、プレイヤーとして、また指導者として活動を続ける。2015年に Contra Mestre(準師範)2022年に Mestre(師範)を取得。
現在は大阪・兵庫を拠点に、 子どもから大人まで幅広い世代への指導を行う。
カポエイラを通して、人々が心も身体も元気になり、より豊かな毎日を送るきっかけになればと思い、活動しています。
大会審査においては、技の完成度に加え、カポエイラマインド(感性・遊び心・スマートさ)、身体的な体力と技術(強さ・スタミナ・FLOW)、そして音・相手・観衆との調和を重要な評価ポイントとしている。
石橋純/Contramestre Pensador
28年間カポエイラを学び、LAを本部に置く Capoeira Batuque カポエイラバトゥーキ 日本支部代表を務める。国内外で20年以上にわたり指導を行う。
広告作品などでカポエイラの監修や指導を担当するほか、自身もパフォーマー兼モデルとして活動。 カポエイラで培われた身体感覚や精神性を基盤に写真家としても活動し、人、自然、時間の気配を捉える作品を制作している。東京 南青山のジャズクラブ BLUE NOTE TOKYO のオフィシャルフォトグラファーを務める。
2025年にはアフロブラジル文化をフィルム写真で記録する企画が評価され、Kodak Professional Europe と Carmencita Film Lab によるフィルム写真助成金プロジェクトに日本人として唯一選出された。
CRJ秋田支部代表
カポエイラ歴31年 プロフェソール
22歳の時に自身が参加したダンスコンテストでカポエイラに出会い衝撃を受け、その時のメンバーのカポエイラヘジョナルジャパン代表、矢部良の下でカポエイラを始める。
31歳で地元の秋田に戻り、秋田支部を設立、翌年には仙台支部を設立。
地元タレントとして秋田のテレビ番組に出演しながらカポエイラの普及に努め、45歳で秋田市議会議員に当選し、現在はカポエイラ、スポーツスタジオブラスタの運営、ブラスタスポーツ学童、秋田市議会議員として多方面で精力的に活動している。
荻原 としお トス サントス
ブラジル生まれ日系三世
現団体、カポエイラ アライエの創立者の一人として指導を行なっている。
9歳までブラジルで過ごす。
10歳から日本に渡り、学生時代は野球、サッカー、バスケットなどのスポーツで体を鍛える。
20歳の時にカポエィラに出逢ってから日々その魅力にひかれ、国内、海外の多数のカポエィライベントに参加し、日本でのカポエィラの普及活動に努めている。
語学力を活かし、日本語とポルトガル語両方で幼児~大人まで幅広い年齢層を対象にレッスンを行う。
2003年大阪でカポエイラを始める。
2012年、Prof. Massaranduba、F. PandaらとともにGUETOへ移籍。以降、Prof. Massarandubaが代表を務める大阪支部の運営に携わりながら、GUETOの理念と伝統のもとで研鑽を重ねる。
2015年頃から幼児・小学生の指導を開始。技術の習得だけでなく、礼儀や協調性、自分を表現する力を育むことを大切にしている。
2024年、Formadaに昇段。現在もMestreたちやCM. Matteの指導を仰ぎながら、GUETOの教えを子どもたちへ伝えている。
また、カウンセリングやコーチングで学んだ技術をレッスンに取り入れ、心と身体の両面からの成長をサポートしている。マタニティピラティスを学んだ経験を活かし、体力やライフステージに合わせて強度を調整した大人向けカポエイラクラスの提案も行っている。
現在、3人の子どもを育児中。母としての経験も活かしながら、一人ひとりが安心して挑戦できる場づくりを大切にしている。
1999年11月生まれ、石川県出身
9歳の時に妹に誘われて、池崎の下でカポエイラを始める。
中学高校と部活をしながら金沢、小松でカポエイラを続け、高校2年生の時にゲトカポエイラチャンピオンシップ高校生の部優勝。
進学で上京し、大学でポルトガル語を学ぶ。2022年度に念願だった1年間のサルバドール留学を果たす。留学中は伝統的なサルバドールのカポエイラを学ぶことを目的に、GUETO本部でグループのカポエイラを学びながら、Filhos de Bimbaでカポエイラ・ヘジョナウ、GCAPでカポエイラ・アンゴーラを学ぶ。
2022年9月に、サルバドール本部のイベントで、ImperadorとともにFormado(卒業生)の帯に昇段。
日本のカポエイラにおける次世代の1人として、伝統的なカポエイラを日本に伝える役割を担う。
エントリー締切後に更新いたします。
普段私たちはカポエイラで勝敗をつける事はしません。
それはカポエイラはただ単に強い人や派手な人が勝つという物ではないですし、様々な視点があり、知識や哲学、儀礼、音楽性などを踏まえると勝敗と言う事に収まらないからです。
もっと言えば1つのジョーゴより、1つのホーダを作り上げるという事の方が大切でもあります。それらを知っていくのは人生をかけての学びです。
なのでこの大会が決して私たちカポエリスタのゴールではないです。ただこの大会を10回以上開催している理由もあります。
1つのゲームに対してどう客観的見られているのか、大会の中で先生、審査員のコメントを聞けるというのはゲーム性を意識するきっかけになり、カポエイラの学びの入り口になると思っています。
そして学生の皆さんに、緊張する舞台を体験して欲しいなと思っています。緊張や興奮、喜びや悔しさなど様々な感情が感じられます。こういう舞台を沢山経験している方が今後の人生の様々な場面で活きてくると思います。
学生のカポエリスタの成長を皆さんで応援しましょう!
ゲトカポエイラ日本支部代表 池崎雄一
主管 ゲトカポエイラ日本支部
主催 石川県カポエイラ協会
後援 駐日ブラジル大使館 ギマランイス・ホーザ文化院 MRO北陸放送 北國新聞社
問い合わせ先
gueto.jp9861@gmail.com(担当:池崎)
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